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首都大学東京の改名のはなしについて

経済ニュース
Wikipediaより:編集部
首都大学を都立大に戻すという改名案に私は賛成です。
受験生への浸透という意味では「都立大」のほうが絶対わかりやすい。
過去の経緯で女子大などとの統合の際に吸収される側の気持ちに配慮してあえて変えたという説がある(確かに「東京三菱銀行」の場合など企業でもそれはよくある)。しかし都民や受験生にとってはどうしたって「都立大学」が一般的でわかりやすい。「県立大」「府立大」が普通の名称です。
大学関係者の間では、首都大学東京は「首都大」「くびだい」と略して呼ばれることが多いが、「くび」はなんとなく生々しい感じで違和感を覚えます。
ちなみに石原さんが考えられたという「首都大学東京」「新銀行東京」はセンス自体はいいとは思います。しかし、昔からあって親しまれている平凡な「都立大」のままでよかったのだろうと思います。
なお、以上は都庁で仕事をした元特別顧問の経験にもとづくコメントではなく、首都圏に在住する一大学教授としてのまったく個人的な感想です。
編集部より:このブログは都政改革本部顧問、上山信一氏(慶應義塾大学総合政策学部教授)のブログ、2018年7月19日の記事を転載させていただきました。転載を快諾いただいた上山氏に感謝いたします。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、上山氏のブログ「見えないものを見よう」をご覧ください。
Source: アゴラ

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