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W杯決勝前にクロアチアなど旧ユーゴスラビア諸国の基礎知識

経済ニュース
クロアチアの大躍進に沸く本国サポーター(W杯大会公式FBより:編集部)
セルビアの人たちでクロアチアの応援をすべきか論争があるそうだ。なにしろ、セルビア語とクロアチア語の違いはキリル文字かローマ字かどっちで書くかだけなのだ。
そこで、FIFAワールドカップ決勝を楽しむためにも、旧ユーゴスラビア諸国の歴史をおさらいしましょう。拙著「世界の国名地名うんちく大全」(平凡社新書)からの抜粋です。

第一次世界大戦は現在はボスニア・ヘルツェゴビナの首都となっているオーストリア領サラエボでオーストリア皇太子夫妻が暗殺されたことで始まったと理解している人が多い。厳密にはこの言い方は正確でないのだが、それはあとで説明する。
トルコ語で「樹木の覆い茂った山々」を意味するバルカン半島は、ヨーロッパの火薬庫といわれてきたが、住民のほとんどはスラブ民族である。言語もほとんど同じである。だが、歴史に翻弄されてえらく複雑なことになってしまったのである。
それを第一次世界大戦におけるセルビアの戦勝の勢いで、1918年にセルビア王を国王とするセルブ・クロアート・スロベーヌ王国が成立し、1929年にユーゴスラビア(南スラブの意味)王国となった。
第二次世界大戦では、枢軸側に立ったがクーデターで親英仏派が政権を取ったので枢軸側に占領された。だが、クロアチア人のチトーを首領とする左派パルチザンが独力で解放を勝ち取り、

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