映画『アンナ・カレーニナ』(2012)のポスター(Wikipediaより:編集部)
こんにちは!肥後庵の黒坂です。
19世紀ロシア文学を代表する文豪、トルストイの小説に「アンナ・カレーニナ」があります。トルストイは小説家であるとともに思想家でもあり、「逆境が人格を作る。」といった数々の名言を残しています。そんなトルストイの生み出した傑作、アンナ・カレーニナの冒頭に印象的な言葉があります。
「幸せな家族はいずれも似通っている。だが、不幸な家族にはそれぞれの不幸な形がある」
というものです。幸せな家庭を築くためには「夫婦の価値観の一致」や「金銭感覚の一致」など、いくつかの条件を満たすことで実現が可能という考え方です。このアンナ・カレーニナの法則は、幸せな家庭を築く他にも、様々な場面に適用して考えることが出来るのです。
個人的にとても面白く感じ、また幸せな家庭以外にも当てはめて考えることが出来る法則だと感じたので取り上げたいと思います。
成功者は似通っており、失敗者は様々
成功者は似ており、失敗する人は様々です。アンナ・カレーニナの冒頭の一文でもこのことを家庭に当てはめていっています。幸せな家庭を作るには条件を満たす必要があると言います。
経済的に豊かであること。
家族が愛し合っていること。
価値観が一致していること。
親戚や友人関係に問題がないこと。
病気などの問題を抱えていないこと
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