40-50代女性をメインターゲットとした、ファッションアパレルメーカー「DoCLASSE(ドゥクラッセ)」。約50の店舗と通販ECを運営している同社でCMO兼Web事業長を務める藤原氏はこれからの変化が激しい時代においては「”創らない”チームビルディング」が重要だと話す。CCC、ガシーレンカージャパン(現:ザ・プロアクティブカンパニー)で一貫してマーケティングに携わってきた藤原氏に、急激に変化するデジタルマーケティング領域における組織創りについて話を伺った。
――まずは、藤原さんのご経歴を教えてください。
これからお話する内容の背景となるので、長くなりますが少し丁寧にお話します。 新卒でCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)へ入社しました。当時はまだインターネットが主流ではない時代で、最初はTSUTAYAの店舗運営に携わりました。担当していたのは「店舗の売り場作り」と、顧客データを元にどの商圏にチラシを送るか、という「エリアマーケティング」の大きく2つですね。
その後は、経営企画に移り、上場準備やグループ会社の会社統合に携わっていました。ちょうどその時期にインターネットの時代が来て、「ネットの店長をやってほしい」と当時の社長から言われ、TSUTAYAオンラインの立ち上げに参画しました。当時はamazonも日本では有名ではなく、eコマースのモデルと言
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