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個人事業主と法人の違いとは。法人化を検討すべき損益分岐点について

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起業する時、個人事業主がいいのか、法人がいいのか、どのように決めたらいいのでしょうか?
個人事業主と1人株主の法人事業を比較すると、一番大きな違いは、お金を出し入れする“所得”ポケットが、個人は1つしかないのに、法人は個人と法人の2つ持てることです。
所得は、売り上げから費用(経費)を引いた残りであり、所得税がかかるのはこの部分です。
個人事業主は、期の間に売り上げが増え、所得が増えると所得税も増えますが、手取り収入も増えます。
経費が変わらないとすると、売り上げが減ると収入も減ります。
一方、法人の場合は、役員報酬は定期同額給与といって、定時株主総会で決められた報酬額を期の途中で増減することはできません。
決算前に利益が増えそうだとわかっても、役員に賞与を出すことはできません。
資金繰りが厳しくても、役員報酬を下げたり止めたりすることはできません。
個人事業主と法人の違い
事業規模がある程度大きくなったとき、今後も個人事業主のまま続けるのか、法人にしたらいいのか、どのような基準で考えたらいいでしょうか?
個人事業主が法人化する理由として、
1) 取り引きを法人に限定している取引先がある
2) 所得が増えたので、節税したい
3) 会社として永続的な事業をしたい
などが挙げられます。
個人事業主と法人の違いは、いくつかありますが、法人化する場合の留意点は下記の通りです。
1) 設立

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