写真は野呂さん(リクナビNEXTジャーナルより)
ここに、フォーブスが報じた、「運と成功」に関する興味深い研究結果がある。イタリアのカターニア大学の研究によると、最も富をもたらしていた人は「最も運がいい」とされた人たちだった。データや効率化が重視される時代、運のことを「目に見えなくて、よくわからない」という人もいる。もしかしたら「運」を逃しているかもしれない。
今回は、『成功を決めるのは才能よりも運』(大和書房)を紹介したい。著者は、放送作家の野呂エイシロウさん。運をよくするにはルールがあった。運がいい人と悪い人はどこが違うのか。「運の見つけ方、つかみ方、作り方」が明らかにされる。
「こだわり」を持つ人に運は宿る
なぜ、成功した人たちは「運がよかっただけ」と言うのか?運をつかむための行動からマインド、運を上げる方法、運をコントロールする方法とはなにか。
「運はこだわりを持ったところに、自然に生まれます。友人に北川一成さんというグラフィックデザイナーがいます。彼は人をハッピーにさせるデザインにこだわり続けて、試行錯誤をくり返しています。『ああでもない、こうでもない』と考え抜いた先に、運のエキスみたいなものがあって、素晴らしい作品が生まれるのではないでしょうか。」(野呂さん)
「サロン・ドュ・ショコラで優勝したこともある有名なパティシエさんのマネージャーさんも、面白いことを言っていまし
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