渡辺直美プロデュースファッションブランド公式サイトより:編集部
大統領に比肩するソーシャルメディア・スター
トランプ大統領と肩を並べた日本人がいる。無論、政治家ではない。お笑いタレント・渡辺直美(よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属)である。彼女は米誌『TIME』が6月28日に選出した「ネット上で最も影響力のある25人」のうちの1人に輝いた。
インスタグラム(交流サイト)で800万人以上のフォロワーを持つインスタ女王(国内2位の水原希子のフォロワー数は約500万人)は、同誌をもって、「日本で最も人気のソーシャルメディア・スター」と言わしめた。米歌手ビヨンセ(フォロワー数は1億人以上)らの物まねで人気を博し、今ではメディアに引っ張りだこなだけでなく、ファッションブランド「PUNYUS」をプロデュースするなど、芸人の枠を超え早くから個人的に働き方を改革してきたパラレルキャリアの実践者という側面が窺える。
字面通り受け取ってはいけないフレーズ
注目すべきは、選出に至った評価ポイントであろう。それは、単純な物まねの精密さでもなく、単純なフォロワー数でもない。同誌によれば、「お笑い芸人やデザイナーとしての立場をうまく使い日本人女性に対するステレオタイプ(固定観念)に勇敢に挑んでいる」ことだった。それは同時に、彼女が「WOMEN OF THE YEAR 2016」を受賞した2年前と比べて
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