最後の最後で痛恨の決勝点(大会公式Facebookより引用)
サッカーW杯ロシア大会決勝トーナメント1回戦で、日本はベルギーに2-3で破れ、初のベスト8進出はならなかった。前半のベルギーの猛攻をしのいだ日本は後半早々、原口、乾の技ありのシュートで2点を先取。歴史的快挙へ視界が拓けたように思えたが、高さとスピードで上回るベルギーの攻勢に再び苦しめられた。
後半24分、フェルトンゲンのクロス気味のヘディングがそのまま日本ゴールに吸い込まれると、5分後には194センチの上背を誇るフェライニのヘディングで同点弾を叩き込まれ、最後はアディショナルタイム終了ぎりぎりに受けたカウンターからシャドリに決勝ゴールを奪われた。
西野監督は試合直後のインタビューに声を絞り出すように「あそこまで覆されるとは思ってもいなかったので、W杯なのかなと思いました」と述べていたが、終了後のピッチで悔し涙にくれ、茫然自失の選手たちもいて「勝てた」試合を落としたショックの大きさを物語っていた。
かつてない「期待薄」からの健闘劇
しかし、そもそも大会前を振り返れば、日本の選手たちは見事な健闘だったといえる。昨年12月の東アジア選手権で韓国に敗れてからは親善試合も含めて白星から遠ざかり、突然の監督交代を経て、大会前最後のパラグアイ戦で久々に快勝。それでもメディアの報道もいつもの大会前と違って盛り上がっているとは言い難く、W
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