会社員生活とは大きく異なる、独立・起業。
イレギュラーなことが起こると、どうしてもうろたえてしまうのが人間の性分ですが、起こること全てにいちいち一喜一憂していたら、身が持ちません。
独立に役立つ心理学シリーズ、今回内藤先生に伺ったのは、独立に役立つ「図太い神経」の作り方。
「図太い神経」を持っていることのメリットを心理学の実験データで解説していただくとともに、その神経をどう養っていけばいいのかをお聞きしました。
「図太い神経」とは、病気における「免疫」である
今回のテーマは「図太い神経」の作り方。
会社から独立して経営者になるということは、お客さまの良い評価も悪い評価も、成功も失敗も、アクシデントやトラブルも、全て自分に降り掛かってくるということです。
成功はともかく、失敗が続いて気を病んでしまうと、経営そのものが立ち行かなくなってしまうことも考えられます。
そこで多少の失敗では動じない、一定の「図太い神経」が必要になるわけですが、この「図太い神経」とは、病気における「免疫」と言い換えられます。
免疫とは、体内に病原菌や毒素などが侵入しても、それに抵抗して打ち勝つ能力のこと。
その性質を上手く活用して取り入れられているのが、花粉症対策などで用いられる免疫療法。
アレルギーを引き起こす微量のアレルゲン(花粉)を体に入れて、抵抗力を強めておくという方法です。
「図太い神経」を手に入れ
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