日本代表を決勝トーナメントに導いたドカベン的思考 — 勝沼 悠
『ドカベン』ついに完結!きょう28日発売『チャンピオン』で46年の歴史に幕 単行本シリーズは累計205巻にhttps://t.co/mdprHRzm2C#ドカベン #水島新司 pic.twitter.com/H1ZBEzxCei
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) 2018年6月27日
サッカー日本代表が一次リーグ突破を決めましたが、最後のポーランド戦では1点差で負けたままを維持する作戦が賛否両論を呼びました。奇しくもこの日、日本では46年連載が続いた不朽の野球漫画『ドカベン』が連載を終了した日でした。今回のポーランド戦の最後のパス回しで私が真っ先に連想したのはこのドカベンでした。
ドカベンは山田や岩鬼といった魅力的なキャラクターが豪快に真っ向勝負をする野球漫画でもありますが、一方で山田は4番バッターでありながら必要があれば躊躇なくバントするチームプレイヤーでもありました。
ブーイングを受ける山田を見て、試合を観戦してるライバル達が「ブーイングしてる奴らは負けた時にあのバントの重みが分かるんだよ」と語り合うシーンまであったはずです。暴虐無人に見える岩鬼も、チームを優先し何度も送りバントをしています。
さらに、ドカベンは奇想天外な作戦やアクシデントをふんだんに盛り込んで野球の面白さ、可能性を追求した漫画でもありました。山田が敬遠されない為にノーアウ
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