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ロシアワールドカップのサッカー日本代表,GL勝ち抜けという歴史的快挙を成し遂げましたが,後味の悪さも残しました。第3戦ポーランド戦は大会レギュレーションを意識して「勝ちにいかない」というラスト10分の西野采配が世界から冷ややかに見られています。
ポーランド戦における「勝利(利益)」とは何か?
プロのサッカーとは観客をプレイで魅せるものです。観客を魅せてこその本当の「勝利(利益)」です。通常の試合なら「試合への勝利」、「勝利への闘志で感動を呼ぶ」がもっともシンプルな「魅せ要因」です。
しかし、ポーランド戦はこの2つだけでなく、「ワールドカップ決勝トーナメントに勝ち進む(大会で生き残る)」という「第3の魅せ要因」も求められる試合でした。すべて兼ね備えた試合になればみんなが幸せでした。しかし、ほぼ控え要員で臨んだ西野Japanはポーランドに先制され、どの「魅せ要因」を優先するかの決断を迫られる状況になってしまました。運び方が難しい状況でした。
西野Japanが期待されていたこと
大会前の西野Japanは下馬評が極めて低く,この大会で何か成果を残すとは期待されていませんでした。世界が、そして日本のサポーターは「試合への勝利」も「勝ち進む」ことも期待が薄く,「闘志で感動させてくれること」を最も求めていたのでしょう。つまり「どうせ散るなら
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