トイストーリ、ファインディング・ニモ、カーズなど、次々とヒット作品を生み出すピクサー。サンフランシスコ近郊にあるこのスタジオでは非ハリウッド的な手法を用いてオリジナル作品を生み出している。それも、3Dアニメという新しいジャンルを確立させ、その世界観をどんどん広げている。
そしてピクサーは、クリエイティブの質とビジネス結果の両立を実現させた稀有な存在の会社でもある。ワクワクを生み出すための独特なカルチャーや、それをしっかりとしたビジネスとして成り立たせるためのプロセスには学ぶべき部分が非常に多い。
なぜピクサーは、毎回あれほどまでの心を揺さぶる作品を作り出せるのであろうか?以前のインタビューでも「ストーリーこそがキング 」と語られた通り、彼らはストーリーを非常に大切にしていることがわかる。
参考: 日本のアニメに憧れる社員が語るピクサーの裏側【インタビュー】グラント・アレクサンダー
実はそれに加えて、その裏には魅力的な作品を作り出すために、彼らが最も重要視し、必ず死守している知られざる4つのデザインプロセスが存在した。
結果を生み出すためにピクサーチームが大切にしているデザインプロセス
クリエイティブワークはインスピレーションとセンスが重要だと思われるケースが多い。しかし、安定したペースで高い品質の作品を生み出すためには、しっかりとしたプロセスを作り、それ
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