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なぜ男性は「気になる女性」の前で自慢話をはじめるの?

経済ニュース
画像は書籍書影(筆者撮影)
ビジネス心理学をご存知だろうか。よく知られているものに、アサーティブ、フレーミング、バーナム効果、コールドリーディングなどがある。心理学は「人問心理を解き明かすもの」だが、知っているだけでは役にたたない。大事な場面で、「使える」という実践的なレベルにまで高めておかないと、中途半端な知識で終わってしまう。
今回は『モテすぎて中毒になる男女の心理学』(すばる舎)を紹介したい。著者は、神岡真司さん、累計140万部を超すビジネス心理学の専門家として知られている。主要著書としては、30万部ベストセラー『ヤバい心理学』(日文新書)がある。
自慢話は女性への「好意」の表れ
神岡さんによれば、「男性脳」は、獲物をどれだけ獲得したかで、序列が決まる原始時代のメカニズムを引きずっているようだ。男性にがライバル心を燃やしている。
「『男性脳』は『競争』をベースに動いています。獲物をどれだけ獲得したかで評価が下されるからです。そして男性同士はライバルに過ぎないという考えに支配されています。こんな『男性脳』は、つねに自分を鼓舞することが習慣化していす。競争社会で生き残るためには、モチベーションが欠かせないからです。女性の前でも、つい自慢話をはじめてし まうのも、そんなカラクリのせいなのです。」(神岡さん)
「『残業自自慢』『睡眠不足自慢』『ハードな仕事自慢』『やんちゃ自慢』『若い

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