こんにちは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。
昨日も全国様々なところで選挙が行われておりまして、新潟県で31歳という最年少町長が誕生したニュースが駆け巡っています。
31歳桑原悠氏、最年少町長に 2児の母 新潟・津南町(朝日新聞デジタル)
桑原氏(公式サイトより:編集部)
しかも女性かつ2児の母ということで、これまで「首長」にはなかなか出てこなかった人材であると言えます。
とりわけ地方基礎自治体の「首長」というのは、政治行政経験が長いベテラン議員など、いわゆる「地元の名士」的なポジションを占める高齢男性が就任するのが通例となってきました。
経済や人口も基本的に右肩上がり、国や都道府県などがリーダーシップを取って地方行政が追随していくような体制化では、その選択肢が最も合理的だったのでしょう。
変化よりも安定が求められ、それには長い政治行政のキャリアを持っていた方が有利。中央省庁や県庁などとのパイプの太さも、人生経験に比例します。
そうした背景もあって、「首長」は元国会議員や地方議員などの最終キャリア・上がりポジションにもなっていたように思います。
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ところが今や、我が国を取り巻く状況は大きく変わりました。
経済停滞・人口減少・地方の衰退という局面を迎え、国の方針に従うだけでは地方自治体も生き残ることができなくなりつつあります。
こうした変化を求められる局面においては、経験よ
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