先日、経済財政諮問会議で『プライマリーバランスの黒字化の先送りを政府が検討』ということに関して、私はダメだと言いました。
しかし、同じ経済財政諮問会議の中で、『これはいいね』と私が思ったことが一つあります。
それは、外国人労働者受け入れの拡大についてです。
というのも、今やあちこちで人材不足と言われています。その原因と言えば、少子高齢化が考えられます。『少子』すなわち、子供が少ないので、大人になって働く人も減る。それから『高齢化』すなわち、働いてた人がリタイアするなどして働いている人が減る。
人口減少もこの少子化が原因でありますが、経済を語るときには人口減少によって、物やサービスを購入する人が減る。よって、人口減少が根本的な問題とも言えるでしょう。
確かに、それも重要な視点でありますが、人口減少よりも『働き手が減っている』方がむしろ深刻な問題と私は考えます。何故ならば、需要に対してサービスや商品を提供できない今の日本の現状がむしろ大きな課題になっているからです。だから、人手不足を補うために外国人労働者を受け入れていく事に私は賛成です。
ただし、ここで重要なのは労働者・永住権・移民、これら3つを混同しない議論が必要であります。このことについて私は以前から言ってきました。今回の財政諮問会議に於いても、安倍総理は『移民政策とは異なる』と前置きをしてこの議論を進めているようです。さて、これ
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