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子の虐待死対策に首相、都知事が動く

児童虐待防止対策に関する関係閣僚会議で発言する安倍首相(官邸サイトより:編集部)
悲痛な反響が続々と
東京都目黒区で女児が両親の虐待受け、やせ細り5歳で短い生涯を閉じました。この事件を「子を虐待死させた親は死刑に相当」(6月7日)としてブログに取り上げたところ、アクセス数、コメント数も異例の多さになりました。そこで再び「子の虐待死は親を死刑ーに多数の意見」(6月12日)として紹介しましたら、これにも貴重な意見が多数、寄せられました。そこで3本目を書くことにしました。
子の虐待死に社会の関心が極めて高く、しかも私たちの周辺で頻発し、あまりにも痛ましい事件が続くからでしょう。小池都知事が都としての対策に乗り出すとともに、自治体をまたいで情報を共有できる体制の確立を政府に要望しました。安倍首相は関係閣僚会議を開き、緊急に対策を講じるよう指示しました。加藤厚労相は1か月程度で対策をまとめ、専門委で事件を検証するそうです。
緊急調査で虐待の洗い直しを
この問題の根は深く、「緊急対策」と銘打ち、緊急に解決しようとしても、簡単にできるものではありません。「緊急対策」というのならば、せめて今現在、死の危機に直面している幼児、児童を早急に把握し、虐待する親から引き離し、1人でも2人でもいいから救いだすことです。
ブログの見出し「親を死刑に」には、象徴的な意味を込めました。実態調査、虐待原因の究明、児

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