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トランプの建設業者的な交渉術に翻弄される金正恩

経済ニュース
トランプ氏Facebookより:編集部
米朝首脳会談が成功だった失敗だったと極端に分かれた議論が繰り広げられている。しかし、そんな二者択一で割り切れるとは思わない。
トランプは、金正恩を籠絡して、自分のペースでの取引に持ち込んだというのが本音としては正しいのではないか。「友達だから分かってるだろうな」として無理そうな要求を飲ます魂胆なのだろうか。
私のFBのタイムラインにアメリカ在住の女性が面白いコメントがされているので紹介する。
米朝首脳会談の話が出た頃から現在までの一連の流れを見ていると、トランプ流って絵に描いたような「建設業者」の感覚なんですよね(笑)。先ず工事を公示し、随意契約の形で零細業者に打診する。その後相手の条件・要求が「高すぎる」として一旦公示を白紙に戻し「嫌ならこちらだけで勝手にやるから」と突き放し相手が焦りを見せたタイミングで今度はオープンカウンターを行う。相手のビッドを大幅に下げさせ最終的に可能な限りの「最安値」で発注、というのが通常の流れでしょう。
金正恩さんはこういう相手と交渉するのだから大変だ。
ただし、これからそのシナリオでうまくいくかどうかは、分からない。だから、失敗とか成功とかはいいがたいのだ。
ただ、困ったことは、日本と韓国になんでも金をださそうと言う姿勢が明確なことだ。米韓軍事演習も韓国への米軍駐留にも「もっと金を出せ」というのが、トランプがい

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