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日常に、WHY?を取り入れればパフォーマンスが向上する

経済ニュース
写真は酒井宏樹選手。Twitterより。
ハリル体制では絶対的な右サイドバックとして、ロシアW杯アジア最終予選の9試合に先発し、W杯出場に貢献した選手がいる。フランスのリーグ・アン(Ligue 1)に所属するマルセイユの酒井宏樹選手(以下、酒井選手)である。前回のブラジルW杯は、ベンチ要員で出場機会にめぐまれなかったが、ロシアW杯では日本代表としての活躍が期待されている。
今回は、酒井選手の初著書『リセットする力「自然と心が強くなる」考え方46』(KADOKAWA)を紹介したい。「日本人は活躍できない」という前評判を覆し、フランスの名門マルセイユで不動の地位を確立した、酒井選手の思考術になる。
「なぜ」の視点で物事を考える
酒井選手は、マルセイユのフィジカルコーチが実践している選手へのアプローチ法は、非常に理に適っていると解説する。
「選手それぞれに異なるメニューを組み、筋トレがその選手にとってなぜ必要なのかを詳細に説明します。漠然とメニューを課すのではなく、ポジションによって必要な筋肉は異なっていて、選手の体格やプレースタイルによっても、筋トレはそれぞれ違う。僕の場合は筋持久力の向上と体のバランスを整えることが目的なので、高負荷なメニューではないですが、その分、回数は多めに設定されています。」(酒井選手)
「このようにして『なぜやるのか?』をきちんと説明することによって、筋トレ嫌

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