夫婦は似たもの同士!? ~シニア夫婦に聞きました~
現代シニアの研究を進めていくと、“シニアはひとくくりではなく価値観の違いによってタイプが分けられる”ということを実感する場面に出合います。その際に、タイプ別に見た夫婦の組み合わせを尋ねられることがしばしばあります。そこで、この疑問についてシニア夫婦に調査を実施、それを当社ひと研究所のシニア研究チーム「VRエイジング・ラボ」が開発した「シニア価値観セグメント」を使って検証しました。
シニア価値観セグメントとは、考え方も行動も多様化・複雑化しているシニア層を理解するための新たな切り口として、“価値観”で分類したセグメント。
価値観は6タイプに分類されます。下図はそれぞれを行動が積極的か控えめか、志向が伝統的・保守的な傾向か変化や刺激を好む傾向かという2軸4象限上にプロットしたものです。
アクティブトラッド:リタイアして悠々自適に暮らしている方が多く、お金あり時間あり。消費も行動も積極的だが、伝統的な家族観が強い。いわゆる「アクティブシニア」と言われてきたイメージに最も近い。
ラブ・マイライフ:若さや美への追求心、アンチエイジング意識が強く、新しい物好きで情報通、流行にも敏感。「新型」のアクティブシニアの一つ。
社会派インディペンデント:人とのつながり
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