ますます多くのブランドが肯定的な感情、ポジティブな感情に向けて自社製品をデザインしています。この理由は簡単です。かつてブランドは「このアプリケーションは機能しますか?」、「あなたにとって、この製品は使えますか?」などの質問をしていました。しかしユーザーエクスペリエンスに関しては、更に一歩先を行く質問が必要です。それは、「あなたは私たちの製品を使ってどのような気持ちになりましたか?」ということです。
ポジティブな気持ちはユーザーに製品やサービスを再度利用してもらうために重要であり、ブランドはそういった感情に向けてデザインされています。
この記事では、肯定的なユーザーエクスペリエンスをデザインするいくつかの方法を検討しています。
なぜ感情が重要なのか
ブランドはユーザーを幸せにし、エンゲージし続けてもらうために、肯定的な感情をデザインしようとしています。アプリは楽しいものでなければならず、否定的な感情ではなく、成功、達成または喜びの感情を呼び起こすものでなければなりません。さらに、感情はあいまいな気持ち以上のものです。それは意思決定の鍵となるからです。
私たちのブログの以前の記事で、数年前神経科学者であるAntonio Damasioが、感情が生成される脳の部分に障害のある人を研究する際に画期的な発見をしたことについて説明しました
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