ad:tech tokyo2018のアドバイザリーボードメンバーは総勢35名。業界のリーダーであるメンバーのみなさんからのデジタル広告、マーケティング業界への問題提起を事務局が連載形式でインタビューします(特集一覧はこちら)。
今回は株式会社エブリー代表取締役吉田大成氏が登場。レシピ動画メディア「DELISH KITCHIN」を筆頭に4つの動画メディアを展開し、デジタルクーポンの配布やスーパー店頭での動画放映などデジタルからリアルに人を動かす取り組みをするなかで感じている、今後のメディアとコマースの関係性について語っていただきました。
—電通が今年2月に発表した「2017年日本の広告費」によると、2017年の動画広告費は1,155億円、2018年には約1,600億円まで拡大すると予測されており、動画広告はもうだいぶ浸透してきた印象です。動画メディアを運営されているお立場として吉田さんはいつ頃からこの流れが加速したと感じますか。
私が「動画を見ている人が増えた」という実感を得たのは2014年末のことです。前職時代にYouTuberを起用したプロモーション施策に関わったのですが、計画時はweb動画に慣れ親しんでいるのは10代・20代だろうと思っていたんですね。それが実際に蓋を開けてみたら、30代や40代の人もその施策からの行動を起こしていた。自分のイメージとのギャップがあると感じたの
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