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公明党の良識と力量が問われている

経済ニュース
公明党Facebookより:編集部
しばしば下駄の雪と揶揄されることがある公明党だが、私は公明党には一般庶民の代表としての役割をしっかり果たしていただきたいと願っている。
与党の一員として、どんなことがあっても政権を支える側に回らざるを得ないことは重々承知しているが、しかし、政権が暴走しそうな時は、これを座視することなく、しっかりブレーキを利かせて欲しい。
麻生財務大臣は、安倍総理の国会答弁との辻褄合わせのために決裁済み文書の書き換えや様々な文書の廃棄処分に走った財務省理財局や近畿財務局の職員に対して、これらの行為は当該職員の個人的な非違行為であり、組織的な改竄や廃棄はなかった、と認定して、今月中にこの問題についてケリを付ける意向のようだ、と報道されているが、そういうことで大方の国民が納得すると思っているのであれば、大変な心得違いである。
公明党の幹部の方々から、この問題は財務省の職員だけでなく最高責任者の財務大臣の責任も問われる重大な問題だ、という指摘がなされているのは、当然である。
安倍総理や自民党の執行部の方々は、財務大臣の責任を問うことには消極的なようだが、大方の国民は、そういう責任逃れを許さない、と見ておいた方がいい。
公明党が本気で麻生財務大臣の責任問題について言及すれば、自民党の執行部も動かざるを得なくなるはずである。
公明党の良識と力量が問われる大事なポイントである

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