シカゴー東京―シカゴーメキシコシティーーシカゴの長旅が一昨日ようやく終わった。先週の土曜日午後にシカゴに戻り、日曜日の朝にシカゴ発でメキシコに向かった。東京―メキシコシティー間には直行便がある。シカゴー東京―メキシコシティーーシカゴにすると、より体に優しく、シカゴでの入国審査が1回少なくなるのだが、航空運賃が1.5倍以上になるので、一旦シカゴに戻ることにした。
幸いにも、シカゴ2回・メキシコシティー1回の入国審査の待ち時間がすべてゼロという幸運に恵まれた。東京から直接メキシコに来た仲間は、私のシカゴからのフライトより20分ほど遅く着いただけだったが、入国審査に1時間近くかかったとのことだ。長時間のフライトの後の長い列の入国審査は、疲労感を倍にするが、今回はあり得ない奇跡が起こった。
メキシコでは2日間、元駐日メキシコ大使夫妻と夕食を共にした。奥様が研究者で、東大の私の研究室に在籍していたことがあり、今回は奥様からの招待だった。メキシコ外務省幹部のご主人と話をした時に、突然、「人工知能が重要だ」という話が飛び出し、話が弾んだ。外交官の彼から「人工知能が語られる」偶然とは恐ろしい。私が、人工知能ホスピタルの話をすると身を乗り出して聞いていた。前回、ご夫妻とメキシコで食事をしたのは、2016年11月6日、米国大統領選挙の日であった。クリントンが当選するから大丈夫と始まった食事だったが、選
コメント