ここ数年、若い社員と中高年社員との間で電話論争とも言うべき状況が続いてきた。電話を使いたがらない若者に対して、中高年社員が苛立っているという図式だが、この話を世代間論争にしてしまうと物事の本質を見誤る。電話はテクノロジーの進歩という歴史的な流れの中で、その役割の大半が消滅しつつあるが、電子メールも似たような経過を辿る可能性が高い。社会における位置付けが大きく変わってしまったテクノロジーを使い続ける合理的な理由はない。電話に固執している中高年のビジネスマンは、いい加減、認識をあらためるべきだ。
Source: 現代ビジネス
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