AIビジネスで躍進を狙う、電通×データアーティスト社の強力タッグ
AIの新たな可能性を模索する電通のプロジェクトチーム「AI MIRAI」。その推進エンジンとして新たにデータアーティスト社を迎え、AI戦略をさらに加速させていきます。AIの未来を、電通グループはどう描く? AI MIRAIを統括する電通の児玉拓也氏とデータアーティスト社社長の山本覚氏、2人のキーマンが語り合います。
左からデータアーティスト社社長・山本覚氏、電通・児玉拓也氏
電通×AIはマーケティングを超え、事業・社会課題へチャレンジ
児玉:広告・マーケティングの企業として、AIをビジネスの現場でどう絡ませていくか?このテーマに向かって、2017年からAI MIRAIが走り始めましたが、データアーティスト社(以下、DA)の子会社化で一気にその推進力が増したなと感じています。
山本:テクノロジーの領域は、電通の成長戦略の大きな柱だと認識しています。AI MIRAIの取り組みが第一歩になって、電通の広告ビジネスが革新的に変われば、マーケティング領域だけでなく、社会にも影響を与えることができると思っています。
児玉:DAはこれまでもマーケティング領域のAI開発に取り組んでいました。そもそも、電通との協業を始めたきっかけはなんでしたか?
山本:AIがどんどん普及していく中で、AIマーケティングを他の領域に活用できないかと思
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