東海岸で早朝に起きた人は、3トン以上の貨物を国際宇宙ステーションに運ぶロケットの打ち上げを見られるかもしれない。東海岸時間5月21日(月)4:39(日本時間17:39)にバージニア州ワロップス島のNASA施設から打ち上げ予定のミッションは、天気がよければOrbital ATKにとって9回目のISSへの貨物輸送になる。
ロケット、Antaresの打ち上げは昨年11月以来で、当初は今日に予定されていたが、検査と天候の好転を優先して延期された。宇宙船には、補給物資、部品、装置のほか、ISS科学研究のために設計された小型衛星、CubeSatが3基積載される。CBSによると、量子物理学の研究のひとつとして「原子を絶対零度より10億分の1度高い温度まで冷却する実験」が行われる。
東海岸で早起きして見晴らしのよいところにいる人は空を見上げてみよう。Space.comの 説明によると、始めは流れ星のようだったものが彗星のように大きくなり、発射から4分半後頃にはロケットの噴煙が太陽光を受けて光り輝く。
この打ち上げは同社がNASAと契約したISSミッション11回のうちの1回で、あと6回追加される可能性がある。SpaceXは現在20回のミッションを契約している。
[原文へ]
(翻訳:Nob Takahashi / facebook )
Source: TEC
コメント