明治維新から30年余、大衆の中に国民の権利の意識が芽生え、大正デモクラシー運動への萌芽がみられるようになった明治末期、官立のエリート養成学校である東京帝国大学に2人の青年が通っていた。ひとりは、日本の文壇史を飾る大作家たちを発掘、育成する名編集者となり、かたや、内務官僚から新聞界に転じ、経営する新聞を世界一の発行部数を誇る大新聞に成長させる大立て者となる。若き日、帝国大学が立つ本郷の地で、彼らはどんな青春を送っていたのか。
Source: 現代ビジネス
20世紀のメディアの主役となる岩波茂雄と正力松太郎「青春の日々」
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