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NASAの惑星探査衛星TESSが星だらけの最初の試験画像を送ってきた

先月NASAが打ち上げた衛星TESS(Transiting Exoplanet Survey Satellite)は、何千もの星の中に地球に似た太陽系外惑星を探すことが目的だが、このほど最初の試験画像を送ってきた。それはとりあえずざっと撮ったもので“科学品質”のものではないが、それでもミッションの規模を伺わせるに十分だ。TESSが調べる領域は、この画像がとらえている領域の400倍の広さだ。
上図はケンタウルス座周辺のスターフィールドだが、2秒間の露出で20万あまりの星をとらえている。TESSにはこのような画像を撮るカメラが4基あり、それらをすべて同時に使い続ける。27日かけて二つの軌道を通り、宇宙のそれぞれ異なる領域を観察する。
下図は、中央のカメラだ:
これらのスターフィールドの高解像度の画像を繰り返し撮ることにより、地上のチームはわずかに暗くなる星(恒星)を見つけ、その星と太陽系の間を惑星が通過したことを検出する。この方法は類似のKeplerミッションに比べてはるかに多くの星を観察でき、比較的狭い視界でも、暗くなる星だけに着目することによって、今後調べる対象となる何千もの太陽系外惑星の証拠を見つける。
TESSはやっと昨日(きのう)、月からの重力アシストをもらって、最終軌道に接近できた。5月30日の最後のエンジン噴射によりその操作を終了し、その作者たち

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