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拡張現実用ディスプレイのメーカーDigiLensが自動車部品大手から$25Mを調達、そのココロは?

拡張現実(augmented reality, AR)はまだ、モバイルのプラットホームが初期的段階にあり、決定的なユースケースを欠いているが、それでも大企業やハードウェアメーカー企業は、消費者用ARヘッドセットというものを市場に定着させるために、さまざまな技術開発に明け暮れている。
そんなスタートアップのひとつが、拡張現実用のディスプレイを作っているDigiLensだ。同社は今日(米国時間5/17)、シリーズCで2500万ドルの資金を調達したことを発表した。その投資家は、自動車部品メーカーの大手、ドイツのContinentalだ。
DigiLensは、導光板ディスプレイ(waveguide displays)というものを作っている。それは前からある技術だが、ARのヘッドセット用には最適、とされている。
VR(virtual reality, 仮想現実)のヘッドセットなら、前からある液晶やOLEDのディスプレイにカメラからパススルーされるフィードを入れて“混成現実”をシミュレートできるが、しかしスマートグラス的(メガネタイプ)なARヘッドセットを醜悪でないデザインで作りたいハードウェアメーカーは、導光板技術に頼らざるをえなかった。それはふつうのバックライト液晶のように裏面に光源を置くのではなく、液晶版の側面から光を入れる〔参考記事〕。ここではその技術的な詳細は

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