何が「モテる」違いなのか~「食と恋愛」を考える
食生活ラボ(通称:食ラボ)の連載も今回で5回目(最終回)を迎えました。「『食と○○』を考える」という形で、食をいつもよりちょっと広い視点で捉えてみようというこの企画。
今回は「食と恋愛」がテーマです。
昔から食の場が恋愛の場になることが多くありました。米国の心理学者グレゴリー・ラズランの研究では、飲食をしながら相手と話をすることで、おいしい食事によって得られた快楽が、その時の相手や会話内容に結び付けられて、相手への好意度が高まることが立証されています。
このように結び付きの強い「食と恋愛」。これまでの連載で紹介してきた「食の意識変化」や、出会いやジェンダーの形が移り変わる現代の「恋愛意識変化」の中で、「食と恋愛の関係」は年代別にどうなっているのでしょうか。年代別に見ていきます。
今回は、このあたりのことを見つつ、食をひもといていこうと思います。
年代間で「モテる」食意識は異なるのか!?
「モテる」人物というのは年代が変わっていくことで、大きく変わっていきます。今回は「モテる人」が「モテない人」と比べて食に関するどのような特徴を持っているのか?という部分を年代別にひもといていきたいと思います。
今回も「食生活ラボ調査vol.5」※のデータを用いて、分析していきます。
今回の分析では「10~20代」「30~40代」「50~60
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