AI搭載の自動運転EVレースカーによる無人レース開催を目指すRoboraceは、4月にイタリアで開催されたローマePrixにて開発車両DevBotのデモ走行を実施、人間とのタイムアタック合戦を披露しました。
以前のデモ走行では、コースの直線部分ではそこそこのスピードを出スことができたものの、カーブを曲がりきれずに壁にぶつかっていたRoboraceの開発マシンDevBotですが、その後も地道に開発は継続中。
フォーミュラE ローマePrixが開催される特設サーキットでのデモ走行では、Devbotのコクピットにドライバーが乗ったときと無人走行のとき、それぞれのタイムを競うという、ちょっとした催しがありました。コクピットに収まったのはプロドリフターのライアン・チュークです。
ライアン・チュークはドリフト競技のドライバーであるため、事前にフォーミュラEチャンピオンでRoboraceのCEOも務めるルーカス・ディ・グラッシに、ドライビングの手ほどきを受けました。とはいえ、初めて乗るマシンと不慣れな公道コースのせいもあり、練習走行では何度かカーブを曲がりきれずにオーバーシュートするシーンを見せていました。
しかし、そこはプロドライバー。いざタイムアタックに出れば、さらっと1分51秒台のタイムを記録して帰ってきました。これに対し、DevBotの自動運転によるラップタイムは2分18秒台でしかなく、
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