ad:tech tokyo2018のアドバイザリーボードメンバーは総勢35名。業界のリーダーであるメンバーのみなさんからのデジタル広告、マーケティング業界への問題提起を事務局が連載形式でインタビューします(特集一覧はこちら)。
今、多くの企業でマーケティングや宣伝に関わる部門の組織改編が行われています。ライオン株式会社もそのひとつ。新たにコミュニケーションデザイン部長に就任された小和田みどり氏に組織改編の効果についてお話を伺いました。
—昨年10月に宣伝部からコミュニケーションデザイン部に名前が変更になったそうですね。今、統括されていらっしゃるこの部の役割とはどのようなものでしょうか。
コミュニケーションデザインの名の通り、コミュニケーション全体を設計し、実施、検証を行っています。メディアを管理する統括チームをはじめ、パッケージやCMといったクリエイティブデザイン室、ブランドごとに施策の立案・実施・検証を行うCX(コンシューマーエクスペリエンス)プランニング室、コーポレートサイトやオウンドメディア「Lidea」の運営とDMPを遂行するデジタルコミュニケーション開発室という4つのチームに分かれています。あらゆることを一手に引き受けている分、コミュニケーションに関わる全てを部内で動かせるので、意思の疎通がスムーズになったり、「このブランド側ではできないけどこっちのブランドでやりましょう
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