皆さん、こんにちは。株式会社電力シェアリング代表の酒井直樹です。この4月から弊社も二期目に入り、ソフトバンクさん等とのコラボによる環境省事業の受託などで、おかげさまで、色々お問い合わせを頂戴するようになりました。
ソーラー・ブロックチェインシステムの概念図
電力シェアリング社の目指すビジョンは、住宅用太陽光で発電した電気を近隣でシェアリングするという、企業名の通りの電力シェアリングです。言ってみれば、「電気のメルカリ」あるいは「電気のジモティ」ですね。
ところが、ITのP2PとIoT(もののインターネット)のP2Pではその実現困難度が大きく異なるのです。ITのP2P、メルカリやジモティのビジネスモデルは、売りたい人と買いたい人をマッチングして、決済する。「もの」のPとPのやりとりはシステムの外側にあります。つまり、売りたい人と買いたい人が出会って、価格等の条件で折り合ったら(約定したら)、決済は面倒見るけど、売りたい人が自分で梱包して宅配業者に依頼して、買いたい人のところに届けられる。その「もののやりとり」自体は面倒をみる必要がありません。
一方で、IoT(もののインターネット)のP2P、例えば電力シェアリングやこれから出てくるであろう自動運転車による送迎サービスなどはそうはいきません。実際に提供者の「もの」を提供者から利用者に送り届けるということが必要になります。私たちの場合は
コメント