世界一流の科学論文誌であるNatureは、Machine Intelligence(機械知能)の出版物を発行する計画を発表したが、研究者らは喜んでいない。この分野はオープン・アクセスの論文誌がうまく回っている ーー 何十年もの間誰もが避けようとしてきた有料アクセスモデルに今更かきまわされたくない。2000人以上の研究者が、投稿しないと宣言する書類に署名した。
今、学術出版業界は騒動の渦中にある。オープンアクセスの学術誌とその支持者たちは、Science、Natureといった名だたる守旧派や、Elsevier、Springerなどの有料サイトと戦っている。一方でSci-Hubなどのサイトは、有料雑誌のデータを解放するサービスを(もちろん違法に)提供し、今やなくてはならない存在となっている。
以下の声明文は、オレゴン州立大学名誉教授で、International Machine Learning Society(国際機械学習協会)の創立者・代表であるTom Dietterichから送られてきた。
「機械学習分野は無料でアクセス自由な研究環境の先端を走ってきた。将来の機械学習にとってクローズドなアクセスや著者手数料のかかる出版物の出番はない。この新しい雑誌を機械学習コミュニティーの記録保管場所として認めることは、後戻りだと私は信じている」
声明は同コミュニティーが過去にも有料論文誌に反対
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機械学習研究者2000人が、Natureの新しい有料論文誌への投稿を拒否
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