4月20日に東京都練馬区で発生した事件で警視庁が
「星野源に似た男」
と表現してその後、訂正しました。
事件は午後3時に男が女子中学生のスカートをまくり上げて逃走したものです。
警視庁には25万人が事件や不審者情報を受け取りたいとメールアドレスを登録していて、その人たちに送った内容が次のとおりでした。
■不審者の特徴
・年齢20歳代、黒と白色のパーカー、黄土色ズボン、メガネを掛け、黒色のリュックサックを背負った小柄で、星野源に似た男
おそらく捜査員から
「どんな人だった?」
「特徴は?」
と聞かれた女子中学生の知っている表現が
「タレントの星野源さん」
だったのでしょう。
このメールの受信者から
「個人名を挙げるのはいかがなものか⁉」
といった意見が届き、警視庁光が丘署は訂正した上で
「反省し再発防止に努めたい」
と述べています。
なんでもかんでも”誰々似”と表現することを奨励するつもりは全くありませんが、少し考えても良いのではと思いました。
今回の特徴のうち、服装は着替えてしまえば意味がなく「これで捕まるのかな?」と思ってしまいます。
過去にはグリコ森永事件の『キツネ目の男』という有名な表現がありましたけれどもそれでも捕まりませんでした。
『坊主頭』や『肩まで届く長い髪の男』『ヒゲがもじゃもじゃ』などでないと人の特徴は掴みにくく、その時に”誰々似”を絶対に使わないのはどうでしょう
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