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それでも安倍内閣の支持率が下がり切らない理由

経済ニュース
今回の朝生は「安倍政権と官僚」(番組公式サイトより:編集部)
安倍首相とトランプ大統領の会談が終わった。だが、各新聞の報道を見る限り、何が話し合われたのか、いまひとつわからない。唯一はっきりしているのは、トランプ大統領の頭の中を占めているのは、100%中間選挙の勝利、ということだけだ。そのため必要なのは、アメリカ国民の支持だ。とすると、日本に何か要求してくるのは間違いない。たとえば経済問題だ。
僕の見たところ、会談前、日本政府側は、FTA(自由貿易協定)に踏み込んで来るのではないのかと恐れていた。とくに農水省は、FTAが実現すれば、大きなダメージを受けることになる。各種の報道では、FTAに踏み込まれたのかは不明である。ひょっとしてトランプは、すでに安倍首相と何かことを進めても仕方ない、と思っているのか。
訪米3日目には、2人はゴルフをしたという。トランプ大統領は、安倍首相に花を持たせようとしたのかもしれない。トランプ大統領は、「ロシアゲート」を抱え、中間選挙を前にピンチを迎えている。一方、安倍首相も森友問題と加計問題に加え、財務官僚のスキャンダルなどで、窮地に立たされている。
お互いに、とても危険な状態なのだ。だから、2人のこの会談は茶番に見えてしまう。アメリカのことはいかんともしがたい。だが、わが国のこの政権は、何とかしなければならない。
財務省、防衛省、文科省と、あとからあとか

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