ラグビーワールドカップ東京大会 1万人のボランティアを募集開始
ラグビーワールドカップ2019組織委は4月23日、大会ボランティア「TEAM NO-SIDE(チームノーサイド)」の募集を開始し、東京・千代田区の丸ビルホールで発表会を開催した。
ボランティアは、試合が行われる全国12都市で合計約1万人を募集。大会、そして日本の顔として活躍することが期待される。
「ノーサイド」は、もともと試合終了を意味する英国発のラグビー用語だが、日本のラガーマンは、試合後にお互いをたたえ合い、友情を育むラグビースピリットと重ねて使用してきた。今大会では世界が一つであることを発信・体現していくことからチーム名に採用した。
組織委の嶋津昭事務総長は「2015年イングランド大会では、空港に降りた瞬間から、スタジアム、ファンゾーンなどでボランティアの方に大変世話になった。幅広い年齢の方がいました」と4年前を振り返り、「日本大会でも、チーム名のように、幅広い階層の方に応募してほしい。大会期間は44日と長く、12都市で行われる。各地域で積極的な応募をお願いしたい」と呼び掛けた。
デボラ・ジョーンズ人材戦略局次長は、観客サポートなどボランティアの主な役割を説明し「ワールドカップボランティアは、一生に一度の貴重な体験ができる素晴らしい機会になるでしょう」と語った。
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