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イラク日報報道:朝日は印象操作より建設的な議論を

経済ニュース
Wikipediaより:編集部
4月23日付「朝日新聞」朝刊一面記事《南スーダン、武器携行命令 16年7月、2例目 PKO日報「戦闘」》は冒頭こう報じた。
南スーダンで政府軍と反政府勢力の対立が激化した2016年7月、国連平和維持活動(PKO)に派遣されていた陸上自衛隊の部隊長が隊員に、宿営地内で実弾を装填して武器を携行するよう命令していたことがわかった。(中略)活動報告(日報)に「戦闘」と記載されていた時期で、宿営地近くの治安が極めて厳しい状況だったことが改めて裏付けられた。
これが一面に掲載すべき内容なのか。「南スーダンで政府軍と反政府勢力の対立が激化」し「宿営地近くの治安が極めて厳しい状況だったこと」は周知の事実である(だから朝日も「改めて裏付けられた」と書いた)。「武器携行命令」も驚くに値しない(朝日も「2例目」と報じた)。日報に「戦闘」と記載されていた時期と重なることが問題なのか。なんとも巧妙ないし悪質な印象操作に思える。朝日は5日前の「社説」で⦅イラク日報 「非戦闘地域」の検証を⦆と題し、こう非難した(4月18日付朝刊)
当時の小泉首相はじめ、政府は自衛隊の活動範囲を「非戦闘地域」と説明してきたが、実態との乖離は明らかだ。やはり日報の扱いが問題となった南スーダンPKOと同じ構図である。
まさに「南スーダンPKOと同じ構図で」イラク派遣を非難した。朝日購読者が、どんな印象

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