コンテナがソフトウェアの世界を食べている。そしてKubernetesがコンテナの王様だ。そこで、大きなソフトウェアプロジェクトに、とくに企業で関わる人は、いずれこの王様とお近づきになる。今ボストンで、半年に一度のデベロッパーカンファレンスをやっているCloud Foundryも、その興味深い例のひとつだ。
エンタープライズデベロッパーの世界の外にいる人にとっては、Cloud Foundryは馴染みのない名前だが、今ではFortune 500社の約半数がユーザーだ(スタートアップのユーザーはあまりいない)。Cloud Foundryをよく知らない人は、Herokuに似ている、と思ってもよい。ただしそれは商用ユーザーの大きなエコシステムのあるオープンソースのプロジェクトで、そのどんなクラウドやオンプレミス上のインストールでも、そしてどんなに大きなスケールでも、動かすことができる。デベロッパーは自分のコードを(Twelve-Factorの方法論–日本語–に従って)書き、実行に必要なものを定義すると、それが動くためのインフラや、必要なスケーリングについては、すべてCloud Foundryが面倒見てくれる。デベロッパーは自分のアプリケーションをどこで動かすか、どうやってもっと効率的に動かすかなどを、考えなくてよい。
それだけのことを可能にするためにCloud Fou
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