フランチャイズにはどんな種類が存在するのか

フランチャイズの種類を決める上で様々な方法があります。
例えば、業種によっての分類、オーナーシップによっての分類、ロイヤルティーの支払い方法によっての分類等です。
よく使われる分類方法の1つは、加盟者としてのスタート方法による分類です。
以下、「ビジネス・フォーマット型」「ターンキー型」「コンバージョン型」という3つのスタート方法について述べます。
ビジネス・フォーマット型フランチャイズとは
フランチャイズ・システムのうち、最も一般的で、世界でも日本でもまず思い浮かぶのがビジネス・フォーマット型フランチャイズです。
この種類のフランチャイズ・システムにおいては、本部事業者(FC本部)が加盟事業者(加盟者または加盟店)にビジネス・フォーマットを伝授し、加盟者がそのビジネス・フォーマットに沿って事業を行います。
世界のビジネスにおいてフォーマット (仕様)という言葉がよく使われるのは、特にテレビやラジオ番組のエンターテインメント分野です。
例えば、欧州のある国で人気を集めるクイズ番組が、番組の使用ついて権利を持っていたとします。
その使用権を米国のテレビ会社が取得し、自国の文化や視聴者の好みに合わせた形で自国版を製作した場合、使用の権利を持つ欧州のテレビ会社にロイヤルティーを払う必要があります。
ここで使用の権利対象 (知的財産権の対象)となるのは、テレビ番組の進め方・内容の順番など

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