■要旨
2014年の金融商品取引法改正にあたり、インサイダー取引規制の強化が図られた。本稿では、公募増資に関わるインサイダー取引が行われる場合、公募増資公表日前の株価が下落する傾向を利用し、改正後は株価の下落傾向が緩和していたことがわかった。これより、改正によるインサイダー取引抑制の効果はあったと言える。
■公表前の株価下落傾向はインサイダー取引を暗示する
公募増資の公表後に株価が下落する傾向が
Source: グノシー経済
インサイダー取引規制強化の効果-公表前の株価下落に影響したか?
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