朝日報道があった10日、ハンブルクと日本の“桜の女王”の表敬訪問を受ける安倍首相(官邸サイトより:編集部)
終わってしまえば、安倍総理は日本の長年の懸案事項の大半を解消した偉大な仕事師だった、ということになるのだろう。
とにかく、結果だけは出している。
第一次安倍内閣の時代には、防衛庁を防衛省に昇格させ、国民投票法を制定し、憲法改正のための手続法を制定することで憲法改正のための道を開き、さらには教育三法の改正まで実現した。
国家の基本に関わる難しい問題に真正面から挑戦し、それなりに結果を出しているから大変なものである。
一内閣で一つの仕事を仕上げるだけでも評価されるのに、安倍総理はいくつもの懸案事項を自らの内閣で解決してしまっている。
国民的な人気が高かった小泉純一郎氏でさえも手を付けようとしなかったことをとにかく仕上げてしまったのだから、大した仕事師である。
一度政権の座から降りざるを得なかったが、見事に復活した、という意味でも安倍総理は傑出した政治家だと言うことが出来る。再チャレンジを標榜する政治家で、実際に自ら再チャレンジに成功した政治家は、安倍総理以外私は知らない。
第二次安倍内閣発足後の安倍総理の仕事ぶりも見事である。
解釈改憲と言われているが、とにかく集団的自衛権の限定的行使容認を内容とする平和安全法制を実現してしまった。
18歳国民投票権のみならず、18歳選挙権も実現
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