Leap Motionの立ち位置はずっと微妙である。彼らは手の動きをリアルタイムに追跡するコンピュータービジョンに注力し、1億ドル以上の資金を調達したが、そのこと自体は大変上手く行っている。ただ、彼らの仕事は常に説得力のあるデモを生み出して来たものの、8年が経って、会社そのものはまだデモの段階を抜け出せていないように感じる。
本日(4月9日)サンフランシスコを拠点とするスタートアップは、AR/VR世界での野望を広げようと、新しい拡張現実ヘッドセットを発表した。なおこれは直接的な製品化を狙ったものではない。Project North Starは単なるプロトタイプのリファレンスデザインであるが、その設計書をオープンソースとして公開している。実際にヘッドセットを装着すると、まるで巨大な虫のように見えてしまうものの、これはとても興味深いもののようだ。
スタートアップによれば、この低コストヘッドセットは、量産することで100ドル以下の提供が可能になると言うことである。他のARヘッドセットとの比較を行った場合のコスト削減の要因は、光学系の単純さにある。この形で、多くのいかついVRヘッドセットに対して遜色のない映像を生み出すのだ。120ヘルツで動作する2枚の1600×1440のLCDディスプレイが、ユーザーに合わせて100度の視野を提供する。このヘッドセットにはもちろん、必要なハンドトラッキン
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