写真は書籍書影
ビジネスを進めていくうえで不可欠なもの、それは「企画」。お客さまへの提案、上司への提案、社内調整、広告、会議などあらゆる場面で「企画」は必要とされる。「企画なんて、自分には関係ない」とは言ってはいられない。筆者も「企画」を立てることが多いが、次のように定義をしている。「あるべき姿を実現するための作戦」。
今回は、『一生仕事で困らない企画のメモ技(テク)』(あさ出版)を紹介したい。著者は高橋晋平さん。バンダイに入社し、大ヒット商品となった玩具「∞プチプチ」など、バラエティ玩具の企画開発・マーケティングに携わってきた。本書は、企画をどんどん生み出せるようになる「メモの技術」を初公開したものになる。
日々のネタ探しが非常に重要
「企画」とはなんらかの利益につなげることが目的の作戦である。「企画」が成立すれば、利益を獲得することができる。しかも、その領域はかなり広い。
「人は人生の中で無意識のうちにいろいろなことを企画しています。どんな人でも、実行しているのです。皆さんが、仕事などで企画をつくろうと思ったら、まず初めにどうしますか?1人で『うーんうーん』と頭をひねって考えますか?それとも、インターネットで考えたいお題と似たジャンルの情報を検索しますか?」(高橋さん)
「1人ですぐに引っ張り出せる情報をもとに企画を考える場合、毎回、同じような企画ばかりが出てきます。持っている
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