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小田急線の混雑緩和と時間短縮はもっとできるのでは? — 阿部 等

経済ニュース
写真AC:編集部
構想から50年、着工から30年にして小田急線の代々木上原−向ヶ丘遊園(登戸−向ケ丘遊園は3線)の複々線化が完成した。3月2日深夜に切替工事が実施され、17日から土休日、19日から平日の新ダイヤとなった。
1972年の都市交通審議会にて「1985年までに代々木上原−新百合ヶ丘を複々線化」と答申され、全区間が地表及び高架で計画されていた。それに対し、沿線では日照権侵害や騒音・振動公害を理由に地下化を求める裁判となり、反対が特に強い下北沢付近は地下となった。
当初の目論見より区間は短縮され、30年以上も余計に要しての完成であり、関係者の苦労は並大抵ではなかった。
大幅な混雑緩和
小田急は「ラッシュピーク時の列車の運転本数を改正前の27本から36本に」と案内している。各区間の本数を数えると向ヶ丘遊園→代々木上原が35本で、ロマンスカー1本を加えて36本となる。
10両編成の比率も高まり、輸送力が大幅に増強され、混雑が大幅に緩和される。小田急は、最混雑区間(世田谷代田→下北沢)のピーク1時間混雑率が改正前192%から改正後150%程度に緩和されると予測している。
ロマンスカーを除いたピーク1時間の通過車両数は1.34倍となり、192%÷1.34は143%なのだが、サービスアップにより京王線と田園都市線からのシフトが見込まれ、妥当な予測だろう。
大幅な時間短縮
かつての小田

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