衆議院インターネット中継より:編集部
佐川氏の参考人招致だが、ぼろを出さなかったという意味では、ほぼ満点である。野党は証人がぼろを出さない限りは、なんの成果も期待できないこのような証人喚問する意味がなかったのではないか。
一方、与党は守りとしては成功したかもしれないが、積極的に疑惑を払拭するとか、支持率回復の手がかりにするとかいう意味では、成果がなかったともいえる。
佐川氏は、財務局内での書類改竄の経緯について証言を拒否した。権利としてはあるわけだが、郷原氏も論じているとおり、それなら検察で解明して欲しいという勢いを付け、本人の逮捕などの可能性を高めるし、政府にとっても問題にいちおうの区切りをつけることができず、内閣支持率の低下を止めることに役だったとは思えない。
佐川氏の答弁は落ち着いているが、太田局長と違って、一言、感情の吐露や周辺状況を含めた色をつけないので、本当のことをいっているという説得力がない。「そんなことは絶対に」とか形容詞をつけたり、同じ答弁差し控えでも、言い方を少しずつ変えてメリハリをつけたりすれば印象が違うのにダメだ。一流半だ。野球で言えば、いいボールだが打ちごろの棒球のようでもある。
担当局長だったから全責任があるなどというのは、何もいってないのと同じ、太田局長の答弁を少し見習って欲しい。点数つけるなら65点。野党に対する答弁はまあまあだが、与党に対して「控え
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佐川氏65点:安全運転すぎて潔白の印象残せず
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