森友学園問題の本質は何か
森友学園の問題が、いまだに国会で論議されています。「もういい加減にしたらどうか」という声も聞きます。いったい何が問題なのでしょうか。
まずは、国民の大事な国有財産の値引きが正当だったかどうか。9億円以上の土地が訳8億円値引きされましたが、その原因であるゴミの撤去費用が正確ではなかったことが問題です。
その前に、財務省の職員が、予算がないという理由で、ゴミの撤去をせずに業者に埋め戻させた土地を学校法人に貸したことも問題です。
大阪府の規則では、借入の土地では学校認可の許可がおりないのに、大阪府も財務省も簡単に規則の例外をつくっています。
そして、財務省が学校側の要求通りの値引きに応じて、手続きを進めていく不自然さの背景に、安倍総理や昭恵夫人の関与があったかどうか、昭恵夫人付きの谷秘書の役割はどうだったのか。
最後に、昨年2月の「総理自身や昭恵夫人の関与があれば、総理も議員も辞職する。」との総理答弁との整合性を保つために、公文書を改ざんしたのかどうか。そうだとすれば、それは誰の指示だったのか。
公文書の偽造、変造は10年以下の懲役という重い罪に問われます。役所にとって神聖な決裁文書の改ざんは役人の発想にはありません。良いことではありませんが、黒塗りで出せば済むというのが役人の考えることです。政治家を含む大きな力が上から働かなければ、14文書、300か所の改ざんはあり得ないというのが、
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