東京都の迷惑防止条例改正案の騒ぎに思う最大の問題点 — 天野 貴昭
現在東京都で審議されている迷惑防止条例が物議を醸しているようなので私見をまとめてみました。
最大の争点は申告罪の非申告化
SNSなどではかなりエキサイトした意見が飛び交っていますが、冷静な批判内容を手繰り集めてみると、
「いやがらせや名誉棄損とは本来当事者の訴えがあって成立するもの(申告罪)」
「当事者外(例えば捜査員など)の判断で罰則を下すなど言語道断である」
…といったご意見が主流のようです。
この意見は確かに一考の余地はあると思います
例えば私は小学生の頃、クラスの女子児童数人からチーム尾行をされ、ついに自宅をつきとめられてしまった経験があります(つまり集団ストーカーです)
もっとも私自身はそれに気づかずPTAで私の母から女子児童のお母様より伝え聞いて知ったのですが、その時私は特に何の不快感もなくただ『直接私に聞けばいいのに』と思っただけで、そして私の母は不快どころか上機嫌でした。
もちろん、今ストーカー被害に悩む被害者の方がこんな甘っちょろい状況でない事は想像に易いです。
ここで私が申し上げたいのは「ストーカー行為自体が悪なのではなく」、「被害者の皆さんが迷惑がられる行為を繰り返す事が問題」だという点と
「私にとって迷惑な行為が、必ずしもあなたにとって迷惑とは限らない」という点
従って「迷惑行為を第三者が忖度する規則に疑問がでるのは、そんなにおかしな事ではないと思える」と
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