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IT敗戦を繰り返すICT教育がオワコンのこれだけの理由

経済ニュース
山田肇先生が、情報の教育化で奮闘されています。「教育での情報通信の活用と教員の壁」「プログラミング教育の目的は何か」といった論考は、まったくそのとおりですし、教育現場としては歓迎すべきことです。けれども、「日本の」教育のICT化はおのずと失敗する理由があります。
企業の失敗を忘れてはならない
90年代後半から、2000年代初頭にかけて、日本の民間企業はIT化の波に乗り遅れ、諸外国の企業と生産性の差が広がりました。これは、アメリカや欧州の企業はITに合せて組織を改編することができましたが、日本企業は、終身雇用などが足かせとなり、組織や業務にITを合わせようとし、多くの企業は無残な失敗に終わりました。カジュアルに解雇もできないので、IT化するインセンティブも少なかったです。
これが失われた20年か30年のひとつの大きな要因になったのは、当時日本企業にいらした方なら、ほろ苦く思い出されるのではないでしょうか。日本人の業務手法に合わせてITをカスタマイズしようとして、多くの企業で「使えねえなあ」という残念な結果になったのです。
そうこうしているうちに、日本人の生産性は一向に向上せず、諸外国との差が広がる一方でした。そして日本は、労働者の質は高いのですが、生産性は先進国で最低になってしまいました。
悲劇と喜劇は繰り返す 何度でも
これと同じことが、今さら学校の教室では繰り広げられています。

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