ブログで100万の秘訣ってなに?
詳しくはコチラ

西部邁氏と日本における国際法の理解

経済ニュース
大学人にとって、3月は調査出張シーズンだ。私も、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカと渡り歩いてきている(ブログも海外から更新している)。ただ国立大学に勤めていると、試験監督などには戻ってこなければならない。3月は12日に後期入試があったので、その前後は日本にいた。そういう時には予定をつめこんでしまうのだが、本屋に行って目に付いた最新刊を購入するようなこともする。
たとえば、1月21日に亡くなられた西部邁氏の新書は、何となく気になったので購入した。
西部邁さんが自らの運命を予告か 「ある私的な振る舞い」の意味(Jcastニュース)

保守の真髄 老酔狂で語る文明の紊乱 (講談社現代新書) [新書]
西部 邁
講談社
2017-12-14
西部氏は保守派の論客として一時代を築かれ、著作も多数に渡る方なので、一冊の本の内容だけを取り上げて云々することは難しい。ただ、西部氏の国際法に対する言及には、非常に印象深く感じるものがあった。
「インターナショナル・ロー(国際法)なるものの不安定さの反映ともいえる。つまり、国際法への違反があったとしても、それに制裁を加える政治主体が公式には存在しないということである。・・・国家秩序に先行する国際秩序などありはしないのだ。・・・国際法なるものの実体は、国連における決議や宣言の集まりなのであり、その経緯を左右しているのは安保理常任理事国などの世界列強であ

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました